
昨日はスムーズにできていたことが、今日はまったくできない——認知症の方と接する中で、こうした「症状の波」に驚き、振り回されてしまうご家族は少なくありません。この記事では、日によって異なる本人の状態の背景と、振り回されずに向き合うための関わり方についてご紹介します。
認知症の方の状態は、日によって、あるいは時間帯によっても変化することがあります。「できない」と決めつけず、その日その時の状態として捉える視点が大切です。
その日の体調や周囲の環境、心理的な状態など、様々な要因が積み重なることで、同じ作業でも「できる日」と「できない日」が生まれるという考え方があります。
睡眠の質、体調、周囲の音や人の多さなど、些細な条件の違いが、その日の本人の力の出方に影響を与えていることがあります。
レビー小体型認知症では、日によって調子の差が激しく現れることが知られています。「昨日は元気だったのに」という変化は、この特徴による症状の一つである可能性があります。
調子の良い日は、全体的な認知機能や意欲、周囲への興味などが改善する傾向が報告されています。
調子の悪い日には、同じ言葉を繰り返す、物忘れが目立つ、興奮や落ち着きのない行動が増えるといった傾向が見られることがあります。
できない日があっても、それを本人の能力そのものの低下と決めつけず、「その日はそういう状態だった」と受け止める姿勢が、家族の負担を軽くします。
状態の変化に一つひとつ動揺していると、家族自身が疲弊してしまいます。ある程度の心の距離感を持って向き合うことも、長く続けるための工夫の一つです。
家政婦・ケアワーカーが日々の状態を記録し、変化のパターンを把握することで、家族が気づきにくい傾向を可視化することができます。この客観的な記録は、医師への相談や今後の対応を考える上でも役立ちます。
認知症の症状には「波」があり、「できる日」と「できない日」は、その日の体調や環境など様々な要因が重なって生まれます。単純に「できない」と決めつけないことが大切です。
レビー小体型認知症では特に日による調子の差が大きく現れることが知られています。調子の良い日・悪い日それぞれに特徴的な傾向があります。
状態の変化に振り回されず、その日のその人を受け止める姿勢と、家政婦・ケアワーカーによる記録・観察を組み合わせることで、無理のない関わりを続けることができます。ぜひご相談ください。
株式会社やさしい手大橋サービスでは、経験豊富な家政婦・ケアワーカーの紹介を行っております。本人の生活習慣や本当のニーズに寄り添いながら、ご家族だけでは難しい部分を第三者の視点でサポートいたします。日々の関わりの積み重ねを大切にし、ご本人・ご家族双方が安心できる暮らしを支えます。お気軽にご相談ください。