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【忙しい人向け】家の掃除の仕方の基本と頻度、きれいに仕上げるコツ

本記事では掃除の時間がなかなか取れない人向けに、各掃除箇所別に抑えておくべき掃除の基本をご紹介します。効率的な掃除の仕方がわからないとお悩みの場合は、基本の2つのポイントを知るだけでも掃除の手順が見えてきます。普段の掃除の負担を少なくして、きれいに行う方法をぜひお試しください。

忙しい,掃除

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目次

掃除の仕方 基本の順番とコツ

■なぜ順番があるの?

■掃除をきれいに仕上げるコツ

場所別、日常の掃除の仕方と順番

■リビングなど部屋の掃除の仕方

■キッチンの掃除の仕方

■トイレの掃除の仕方

■お風呂の掃除の仕方

掃除で役立つアイテム

■普段の掃除に必要な掃除道具

■あると便利な道具

■おすすめの洗剤

掃除の頻度と工夫

掃除は家政婦に任せるのもおすすめ

■依頼の仕方はさまざま

■家事代行より依頼しやすい費用がポイント

まとめ

メリハリある掃除の仕方で普段は楽に

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掃除の仕方 基本の順番とコツ

掃除,コツ

掃除の仕方の順番には2つの基本があります。
・高いところから低いところへ
・床面は奥から手前へ
この順番がスムーズに掃除をするコツでもあります。

 
 

■なぜ順番があるの?

高い場所から掃除を始める理由は、上のホコリが下へ落ちるからです。床の掃除後に、電灯や棚の上を掃除すると、また床掃除をしなくてはなりません。
奥から手前へ掃除をするのは、きれいにしたところを掃除途中で踏まないためと、入り口の対面に窓があるケースが多いことがあげられます。ホコリを窓側に寄せると、窓からの風がホコリを押し戻してしまうためです。

 
 

■掃除をきれいに仕上げるコツ

きれいに仕上げるコツは、掃除が終わったときの状態をイメージすることです。例をあげてみましょう。
・モノが置かれていない床
・テーブルの上には小物がまっすぐ置いてある状態
・洗面台や浴室などでは、向きのそろったボトル類
・水滴が拭き取られたシンクや洗面台
ゴールになるイメージがあると、そこに向かって悩まずに掃除ができます。

 
 

場所別、日常の掃除の仕方と順番

部屋や場所別に、忙しい人向けの掃除のポイントを解説します。普段の掃除にぜひ取り入れて少しでも楽をしてください。

 
 

■リビングなど部屋の掃除の仕方

掃除機,リビング

リビングの掃除ポイントは床。上から掃除をしていくと、最後の掃除場所が床になります。床掃除の手順を見ていきましょう。

①ドライシートのフロアワイパーで拭き掃除
②掃除機をかける
③水拭きをするときは掃除機をかけた後で、雑巾かウェットシートのフロアワイパーで拭く
水拭きの際は、二度拭きが不要な中性洗剤を薄めて使うと、手軽に汚れが取れます。また、掃除手順は、「奥から手前へ、上から下へ」を守りましょう。これは寝室や子供部屋の床も同じです。
リビングは家族のものがちょい置きされやすいため、リビング内にちょい置きスペースやかごを作るなどで、床置きと出しっぱなしを防ぐと、掃除がしやすくなります。

 
 

■キッチンの掃除の仕方

キッチンの掃除ポイントは、コンロ周りとシンク周りです。きれいなキッチンをキープするには、これらの場所のこまめな掃除が欠かせません。とはいっても、日々忙しい中で油汚れなどを完璧に掃除するのは無理という方も多いでしょう。
ピカピカに掃除をする時間が取れない場合は、一日のキッチンの使い終わりに、コンロ周りの油汚れと調理台、シンクをお湯で絞ったフキンで拭く習慣を付けましょう。これで、汚れが積もるのを防げます。
そして、週に一度、時間のある日にじっくり掃除をして汚れをリセットすると、きれいなキッチンがよみがえります。床の拭き掃除も忘れずに行ってくださいね。
キッチン掃除のコツは汚れをためすぎないことです。メリハリを付けて掃除をしましょう。

 
 

■トイレの掃除の仕方

トイレ掃除のポイントは、付着した尿のアンモニア臭対策です。尿汚れはアルカリ性ですので、酸性のクエン酸で中和することで汚れが落としやすくなり、消臭にもなります。
クエン酸スプレーの作り方と使い方
①スプレーボトルに水200mlを入れ、クエン酸小さじ1を入れ、振って溶かす
②汚れがあるところにスプレーして雑巾やお掃除シートで拭く

壁・床はもちろん、便器と床の隙間、便座とウォシュレットの隙間も定期的に掃除をしたいところです。
ウォシュレットは取り外しボタンで簡単に脱着ができますので、マニュアルを確認してみましょう。
トイレの床掃除は、手前から奥へ掃除をしていきます。
基本の掃除方法から外れますが、床に膝や手をついて掃除をすることが多いため、手前を清潔な場所にしておく必要があるからです。

 
 

■お風呂の掃除の仕方

お風呂の掃除は、水垢とカビの除去がポイントになります。
水垢はアルカリ汚れですので、クエン酸スプレーを吹きかけ、中和させて緩め拭きとります。クエン酸を吹きかけた後は、シャワーでしっかり洗い流しましょう。
お風呂のカビ掃除には塩素系漂白剤(カビキラーなど)を使用するのが、確実で早い方法です。
カビが目立つ場所だけでなく、カビ菌が上から降ってくるのを防ぐために、壁の上部や天井も定期的に掃除が必要です。高い位置の掃除は、塩素系漂白剤をしみこませた雑巾をフロアワイパーに取り付け、天井を拭きます(目や肌に塩素系漂白剤がつかないよう十分に注意)。その後、シャワーでしっかりと洗い流します。この方法で、お風呂のカビを減らすことができるでしょう。
お風呂の換気は、浴室の扉や窓を閉めるのが基本です。扉の通気口から空気を取り入れることで、湿気を効率よく排出してカビの発生を抑えます。

 

掃除で役立つアイテム

普段の掃除に必要なものをリストにしました。
掃除道具はひとまとめにして、さっと取り出せるようにしておきましょう。

 

■普段の掃除に必要な掃除道具

・マイクロファイバークロス
・ハンディワイパー
・フロアワイパードライシート
・掃除機
・ゴム手袋

 
 

■あると便利な道具

・小型のフロアワイパー(トイレの壁や床掃除に便利)
・古歯ブラシ

 
 

■おすすめの洗剤

洗剤は使い方の注意書きを必ず読んで使いましょう。通常の拭き掃除では中性洗剤が活躍します。二度拭きが不要なものを選ぶと手間がかかりません。
・中性洗剤(ウタマロ・マイペットなど)
・クエン酸(トイレ掃除、浴室・シンク・洗面台の水垢取りに)
・アルカリ電解水(水を分解して作ってあるので安心で汚れ落ちもいい)

 

掃除の頻度と工夫

掃除の頻度は、掃除機を週に1~2回、拭き掃除を週に1回は行いたいものです。
しかし、掃除頻度は家族構成やライフスタイルによって変わります。たとえば、子供が2人いる4人家族の場合と、会社勤めで一人暮らしの場合では、家の汚れ方が変わってきます。快適な生活空間を維持できる頻度での掃除が大切です。
掃除は工夫次第で、手早く済ませることも可能です。
ハンディーモップを活用することで拭き掃除の手間を減らすことができ、フロアワイパーは床掃除に大いに活躍してくれます。使い捨てのお掃除シートも掃除の取り掛かりと後片付けを楽にしてくれるでしょう。これらを上手に活用して、掃除の負担を減らしましょう。

 

掃除は家政婦に任せるのもおすすめ

じっくり掃除をする時間が取れない場合があるかもしれません。また、忙しくて普段の掃除もできない日が何週間も続くかもしれません。そのようなときは、家政婦に掃除を依頼するのがおすすめです。

 

■依頼の仕方はさまざま

忙しい家庭ではすでに、家政婦に掃除や料理などの家事を依頼されています。実は、家事代行より依頼がしやすいのが、家政婦なのです。特徴を見ていきましょう。
・依頼はスポットでも定期でもOK
・定期利用なら隔週で3時間などの依頼もできる
・掃除はしたくないという場合は、週に2度など必要な回数の依頼がおすすめ
掃除だけではなくさまざまな家事を頼めるため、家事が苦手、家事で疲れ切ってしまう、ゆっくりする時間が欲しいという場合にもおすすめです。

 

■家事代行より依頼しやすい費用がポイント

「家事を外注したら高くつく」というイメージを持っていませんか? 家政婦は、家事代行業者より依頼しやすい費用です。スポット(1回のみ)で3時間依頼した場合を見てみましょう。
・家政婦 … 約8,000円+交通費
・家事代行業者 … 約16,000円
違いが大きいことがお分かりいただけるでしょう。
家政婦に、週に一度か隔週で3時間掃除を依頼するだけで、普段の掃除はぐっと楽になり、時間に余裕が生まれます。

家政婦の費用について詳しく知りたい方はこちら
■家政婦・家事代行の料金・費用

■家政婦紹介所の利用方法と料金|家政婦を依頼するまでの流れ

 
 

まとめ


 

メリハリある掃除の仕方で普段は楽に

忙しい人の負担を減らす、掃除の基本とコツをご紹介しました。掃除をしなくてはと、常時思うのはストレスにもなります。普段は短時間で効率よく掃除をして、時間のある時にじっくり掃除をしましょう。
掃除の時間がないときや、掃除をしたくないときは、家政婦に依頼するのが良い選択です。忙しい日々の中でも、家政婦を利用することで、自分や家族との時間を大切にすることができます。住空間をきれいにするために、ストレスをためることにならないよう、上手に掃除をこなしましょう。

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