かわら版

家政婦紹介所と家事代行の違い

自宅で家事をしてくれる人を雇いたいとき、どのようなワードを思い浮かべられるでしょうか。

多くの方は家政婦さん(お手伝いさん)を思い浮かべられるのではないかと思います。家政婦さん(お手伝いさん)と検索してみると、家政婦紹介所と家事代行のサイトが出てきます。

 

この家政婦紹介所と家事代行の違いは御存知でしょうか。

家政婦さん(お手伝いさん)を紹介する家政婦紹介所も家事代行も、掃除・調理・洗濯・買い物等家事全般を行う為、どちらも同じと考えられている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?同じように両者とも家事サービスを受けることが出来ますが、実際には細かな違いがあります。

以下に家政婦紹介と家事代行の違いについてご紹介して参ります。

現在サービスを受けたいと考えられている方は、ご自身がどちらの形態があっているか検討してみてください。

(1)雇用の形態

最も大きく違っているのは雇用の形態になります。

家政婦紹介所は紹介所から紹介された家政婦(お手伝いさん)と利用者が直接雇用契約を結びます。

定期的な利用であれば、同じ人に安心して業務を行ってもらうことが出来ます。

また、雇用主が利用者となるため、指示出しに関しては利用者がお手伝いさんに直接指示だしを行うことが出来ます。

自由がきく一方、もしも物損事故やトラブルが起こってしまった場合、家政婦紹介所は責任を負うことが出来ないため、自身で解決をする必要があります。

※大橋サービスでは登録時にお手伝いさんが必ず賠償保険に加入しているため、物損や対人事故が起こった場合、保険の範囲内で対応していくことが可能です。

対して家事代行は家事代行業者(法人)と契約を結びます。

会社が雇用している職員に業務を命じ、就労することになります。トラブルや物損事故等が起こった際には、家事代行業者が保証をすることとなります。

利用者にとっては人を雇い家事業務をしてもらう形ですが、雇用関係上は指揮命令関係が変わるので注意が必要です。

(2)サービス内容の違い

家政婦と家事代行の違いはサービスの内容にも大きな違いがあります。

家政婦と家事代行では、指揮命令関係が変わるため指示出来る範囲が変わってきます。

家政婦紹介所(お手伝いさん)は①で説明した通り、個人同士で契約を結ぶ形になります。

そのため直接細かく指示だしすることが出来ます。また双方の相談で、曜日の変更や追加、時間の変更、サービスの内容など自由に決めることが出来ます。

また利用者自身が家政婦を選び、同じ人で長期的に就労してもらうことが可能になるため、安心して業務を任せることが出来ます。

家事代行の場合は、家事代行業者のスタッフが来る為、直接指示だしする内容は限られます。

基本的には家事代行業者を通す必要があるため、家政婦さん(お手伝いさん)より自由度が減ることとなります。

また会社によって禁止事項が決められている場合があります。

例えば、家事は出来ても、他シッターサービスやペットへの対応は出来ない、直前に内容の変更が出来ない等があります。

毎回必ず同じ人材が訪問し、家事を行うわけではない。毎回担当者が変わる可能性があります。

同じ人に来てほしいというリクエストを受けている会社もありますが、シフトの関係上難しい場合もあります。

(3)費用の違い

家政婦さん(お手伝いさん)と家事代行では費用の違いもあります。

お手伝いさんは一般的には日給計算となりますが、大橋サービスの場合は時給計算となり、実際にお手伝いさんが就労した時間分のみをご請求させていただきます。

就労時間数やサービス内容(家事・介護・シッター)にによって時給が変わります。

詳しくは料金表をご覧ください。

大橋サービス料金一覧 ⇒ https://www.osweb.jp/price/

お支払いに関しては、雇用の関係上、お手伝いさんの賃金は家政婦紹介所でお預かりすることが出来ません。

反対にお手伝いさんが紹介所の手数料を預かることもできません。

そのため、お手伝いさんと家政婦紹介所には別々に支払い手続きをしていただく必要があります。日給計算となる紹介所の場合は、その日、お手伝いさんにしてもらいたい内容が少なくても、決まった賃金を支払う必要があるので注意が必要です。

家事代行は一般的に時給計算となります。

大橋サービスと同様、担当者が就労した分だけを家事代行業者が請求をすることとなります。