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初心者でも簡単!アイロンのかけ方を丁寧に解説

整理,家政婦,家事代行

アイロンがけは家事の中でも苦手意識を持つ方が多い作業です。しかし、基本的なポイントを押さえれば、初心者でも綺麗に仕上げることができます。この記事では、アイロンがけの基本から、素材別のかけ方、失敗しないコツまで、丁寧に解説していきます。

この記事を読んでわかること

この記事では、以下の内容について詳しく解説しています。

  • ・アイロンがけの基本的な準備と手順
  • ・素材別の適切な温度設定とかけ方
  • ・シワを綺麗に伸ばすテクニック
  • ・アイロンがけで失敗しないためのコツ
  • ・家政婦サービスを利用するメリット

📋 目次


アイロンがけの基本準備

アイロンがけを始める前に、しっかりと準備を整えることが大切です。適切な準備をすることで、作業効率が上がり、仕上がりも美しくなります。

アイロン台の選び方と設置

アイロン台は安定性のあるものを選びましょう。高さは肘が直角になる程度が理想的です。アイロン台のカバーは清潔に保ち、汚れやシワがないことを確認してください。設置する場所は明るく、十分なスペースがある場所を選びます。電源コードが届く範囲で、作業しやすい位置に設置することが重要です。アイロン台がない場合は、バスタオルを何枚か重ねて代用することもできますが、専用のアイロン台を使用する方が作業がしやすく、仕上がりも良くなります。また、立ってアイロンがけをする場合は、腰への負担を考えて適切な高さに調整しましょう。

必要な道具を揃える

基本的なアイロンがけに必要な道具は、アイロン本体、アイロン台、霧吹き、当て布、ハンガーです。霧吹きは頑固なシワを伸ばす際に使用します。水道水でも問題ありませんが、ミネラル分が少ない水を使用すると、アイロンの目詰まりを防ぐことができます。当て布はデリケートな素材や色の濃い衣類にアイロンをかける際に必要です。薄手の綿の布やガーゼ、専用の当て布を用意しておくと便利です。また、アイロンをかけた後の衣類を掛けるハンガーも準備しておきましょう。これらの道具を事前に揃えておくことで、スムーズに作業を進めることができます。

衣類の仕分けと確認

アイロンをかける前に、洗濯表示を必ず確認しましょう。アイロンマークに×印がついている衣類は、アイロンがけができません。また、温度設定を示す点の数を確認して、適切な温度でアイロンをかけることが大切です。衣類を素材別に仕分けておくと、温度調整の手間が省けて効率的です。低温から高温の順にアイロンをかけると、温度を下げる時間を待たずに済みます。ポケットの中に物が入っていないか、ファスナーやボタンが閉じているかなども確認しておきましょう。汚れやシミがある場合は、アイロンの熱で固着してしまうため、事前に処理しておくことが重要です。


素材別の温度設定

衣類の素材によって適切な温度が異なります。間違った温度設定は、衣類を傷める原因となるため、注意が必要です。

低温設定が適している素材

低温設定は80~120度程度で、アクリル、ポリウレタン、ナイロンなどの化学繊維に適しています。これらの素材は熱に弱く、高温でアイロンをかけると溶けたり変形したりする可能性があります。洗濯表示のアイロンマークに点が1つの場合は低温設定を使用します。低温でアイロンをかける際は、必ず当て布を使用することをおすすめします。また、スチーム機能は使用せず、ドライでかけることが基本です。アイロンを衣類に長時間押し付けず、軽く滑らせるようにかけることがポイントです。化学繊維は熱による影響を受けやすいため、慎重に作業を進めましょう。

中温設定が適している素材

中温設定は140~160度程度で、ウール、ポリエステル、シルクなどに適しています。洗濯表示のアイロンマークに点が2つの場合は中温設定を使用します。ウールは当て布を使用し、浮かせ気味にスチームをあてることで、ふんわりとした仕上がりになります。ポリエステルは比較的熱に強い化学繊維ですが、高温は避けた方が無難です。シルクはデリケートな素材なので、必ず当て布をして、裏側からアイロンをかけるようにしましょう。中温設定では、スチーム機能を使用することで、シワがより伸びやすくなります。ただし、素材によっては水分によるシミができる可能性もあるため、目立たない部分で試してから使用することをおすすめします。

高温設定が適している素材

高温設定は180~210度程度で、綿や麻などの天然繊維に適しています。洗濯表示のアイロンマークに点が3つの場合は高温設定を使用します。綿や麻は丈夫な素材なので、高温でしっかりとプレスすることで、パリッとした仕上がりになります。頑固なシワには霧吹きで水分を与えてからアイロンをかけると効果的です。スチーム機能を最大限に活用することで、より綺麗にシワを伸ばすことができます。ただし、色の濃い綿製品は、当て布を使用した方がテカリを防ぐことができます。また、刺繍やプリントがある部分は、裏側からアイロンをかけるか、当て布を使用して保護しましょう。高温設定でも、アイロンを同じ場所に長時間当てすぎないように注意が必要です。


基本的なアイロンのかけ方

アイロンがけには基本的な動かし方やコツがあります。これらを理解することで、初心者でも綺麗に仕上げることができます。

アイロンの動かし方

アイロンは基本的に直線的に動かします。布の縦方向、または横方向に沿って、一定の方向に滑らせるのが基本です。円を描くように動かすと、生地が伸びたりヨレたりする原因になります。力を入れすぎず、アイロンの重さを利用して滑らせるイメージで動かしましょう。シワの部分は、シワの中心から外側に向かって伸ばすようにアイロンをかけます。衣類の端は特に丁寧にかけることで、全体の仕上がりが良くなります。アイロンを持つ手と反対の手で、生地を軽く引っ張りながらかけると、よりシワが伸びやすくなります。急いで作業をすると失敗しやすいので、丁寧にゆっくりと作業することを心がけましょう。

スチーム機能の使い方

スチーム機能は頑固なシワを伸ばすのに効果的です。アイロンの給水タンクに水を入れ、スチームボタンを押すことで使用できます。スチームは生地の繊維を柔らかくし、シワを伸びやすくする効果があります。特に綿や麻などの天然素材には効果的です。ただし、水分に弱い素材や、水シミができやすい素材には注意が必要です。スチームをかけた後は、ドライアイロンで水分を飛ばすように仕上げると、よりパリッとした仕上がりになります。ハンガーにかけた状態でスチームを当てる方法もあり、これはハンガースチーマーの代わりとしても活用できます。スチーム機能を使用する際は、換気を良くして作業することをおすすめします。

当て布の使い方

当て布は衣類を保護するために使用します。デリケートな素材、色の濃い衣類、テカリやすい素材には必ず当て布をしましょう。当て布は薄手の綿の布が適しています。白や薄い色の布を使用すると、衣類の色移りを防ぐことができます。当て布をする際は、シワのない綺麗な布を使用してください。当て布自体にシワがあると、それが衣類に転写されてしまいます。当て布を衣類の上に置き、その上からアイロンをかけます。当て布越しにアイロンをかけることで、直接熱が伝わらず、テカリや焦げを防ぐことができます。スーツやウールのセーターなど、家庭でアイロンをかける際には、当て布の使用が基本となります。


素材別のアイロンがけ方法

それぞれの素材に適したアイロンのかけ方を知ることで、衣類を長持ちさせることができます。

綿製品のアイロンがけ

綿製品は高温でしっかりとアイロンをかけることができます。ワイシャツやブラウスなど、綿100%の衣類は、霧吹きで湿らせてからアイロンをかけると、シワが伸びやすくなります。アイロンをかける順番は、襟、肩ヨーク、カフス、袖、身頃の順が効率的です。襟は裏側から先にかけ、次に表側をかけます。ボタン周りは、アイロンの先端部分を使って丁寧にかけましょう。綿は熱に強いため、スチーム機能を最大限に活用できます。ただし、色の濃い綿製品は、当て布を使用するか裏側からかけることで、テカリを防ぐことができます。アイロンをかけた後は、すぐにハンガーにかけて、熱が冷めるまで待つことで、シワの戻りを防ぐことができます。

ポリエステル製品のアイロンがけ

ポリエステルは化学繊維の中では比較的熱に強い素材ですが、高温は避けて中温設定でアイロンをかけます。ポリエステル混紡の衣類は、混紡率によって適切な温度が異なるため、洗濯表示を確認することが重要です。ポリエステルは熱で溶ける可能性があるため、当て布を使用することをおすすめします。また、アイロンを同じ場所に長時間当てないように注意しましょう。ポリエステル製品は比較的シワになりにくい素材ですが、洗濯後に畳んだまま放置すると、折り目がついてしまうことがあります。そのような場合は、霧吹きで軽く湿らせてから、中温のアイロンで丁寧にかけることで、シワを伸ばすことができます。スチーム機能を使う場合は、控えめに使用しましょう。

ウール製品のアイロンがけ

ウール製品は中温設定で、必ず当て布をして裏側からアイロンをかけます。ウールは熱と圧力に弱く、テカリが出やすい素材です。直接アイロンを当てると、生地の風合いが損なわれてしまうため、注意が必要です。スチームを使用する際は、アイロンを浮かせた状態でスチームを当てる方法が効果的です。これにより、ウール特有のふんわりとした風合いを保ちながら、シワを伸ばすことができます。ウールのセーターやニットは、アイロン台の上に平らに置き、形を整えながらスチームを当てます。プレスするのではなく、蒸気で繊維を整えるイメージで作業しましょう。ウールのスカートやパンツの折り目は、当て布をして軽くプレスすることで、綺麗に仕上げることができます。

シルク製品のアイロンがけ

シルクは非常にデリケートな素材なので、低温から中温設定で、必ず裏側から当て布をしてアイロンをかけます。シルクは水分によるシミができやすいため、スチーム機能の使用は避けるか、目立たない部分で試してから使用しましょう。霧吹きで湿らせる場合も、全体に均一に軽く湿らせることが大切です。一部分だけに水がかかると、その部分だけシミになってしまうことがあります。アイロンは素早く動かし、同じ場所に長時間当てないようにします。シルクは摩擦にも弱いため、力を入れずに優しくアイロンをかけることが重要です。シルクのブラウスやスカーフは、専門のクリーニング店に依頼することも検討しましょう。家庭でアイロンをかける場合は、十分に注意して作業を進めてください。


よくある失敗と対処法

アイロンがけでよくある失敗とその対処法を知っておくことで、トラブルを未然に防ぐことができます。

テカリができてしまった場合

テカリは高温のアイロンを直接当てたり、同じ場所を何度もプレスしたりすることで発生します。特に色の濃い衣類やウール、ポリエステルなどに起こりやすい現象です。テカリができてしまった場合は、当て布をして軽くスチームを当てることで、目立たなくすることができます。また、硬めのブラシで軽く毛羽立たせる方法も効果的です。予防策としては、当て布を使用すること、裏側からアイロンをかけること、アイロンを動かし続けることが重要です。一度できたテカリは完全に元に戻すことは難しいため、予防が最も大切です。特に大切な衣類やスーツなどは、専門のクリーニング店に依頼することも検討しましょう。

焦げ跡ができてしまった場合

焦げ跡は温度設定が高すぎたり、アイロンを長時間当てすぎたりすることで発生します。軽い焦げ跡の場合は、濡れたタオルで叩くように拭き取ることで、ある程度目立たなくすることができます。白い衣類の場合は、酸素系漂白剤を使用して漂白することも可能です。ただし、繊維自体が焦げて変質している場合は、完全に修復することは困難です。焦げを予防するためには、必ず洗濯表示を確認し、適切な温度設定でアイロンをかけることが重要です。また、アイロンを置いたまま離れないこと、当て布を使用することも効果的な予防策です。万が一焦げができてしまった場合は、無理に修復しようとせず、専門店に相談することをおすすめします。

アイロンの跡が残ってしまった場合

アイロンの跡は、アイロンの縁や先端部分の圧力が強くかかることで残ってしまいます。特に薄手の生地や化学繊維に起こりやすい現象です。跡が残ってしまった場合は、当て布をして軽くスチームを当てながら、周囲をぼかすようにアイロンをかけることで、目立たなくすることができます。また、霧吹きで全体を湿らせてから、もう一度丁寧にアイロンをかけ直す方法も効果的です。予防策としては、アイロンの縁や先端部分を衣類に強く押し付けないこと、アイロンを滑らせるように動かすことが重要です。特にボタン周りや縫い目の部分は注意が必要です。アイロン台の表面が硬すぎると跡が残りやすくなるため、適度なクッション性のあるアイロン台を使用することもポイントです。


アイロンのお手入れ方法

アイロンを長く使用するためには、定期的なお手入れが必要です。適切なメンテナンスをすることで、常に最良の状態で使用することができます。

アイロン底面の掃除

アイロンの底面は使用するうちに汚れが付着します。この汚れを放置すると、衣類に汚れが移ってしまう可能性があります。底面の掃除は、アイロンが完全に冷めてから行います。市販のアイロンクリーナーを使用するか、重曹を水で溶いたものを布に含ませて拭き取る方法があります。頑固な汚れの場合は、アイロンを低温に設定し、塩を振りかけた布の上を滑らせることで、汚れを落とすことができます。スチーム孔の部分は綿棒を使用して、丁寧に掃除しましょう。定期的に底面を掃除することで、アイロンがけの仕上がりも良くなります。掃除後は乾いた布で水分をしっかりと拭き取ってから収納してください。

給水タンクのお手入れ

スチームアイロンの給水タンクは、定期的にお手入れする必要があります。水道水を使用している場合、タンク内にカルキや水垢が溜まることがあります。これらが蓄積すると、スチームの出が悪くなったり、茶色い水が出てきたりすることがあります。月に一度程度、クエン酸水や専用の洗浄液でタンク内を洗浄しましょう。洗浄液をタンクに入れ、スチームを出すことで、内部の汚れを除去できます。その後、清水でよくすすぎ、内部に洗浄液が残らないようにします。使用後は毎回タンク内の水を捨て、乾燥させることも大切です。水を入れたまま長期間放置すると、カビや雑菌が繁殖する可能性があるため、注意が必要です。

保管方法

アイロンは使用後、完全に冷めてから収納します。熱いまま収納すると、周囲のものを傷めたり、火災の原因になったりする可能性があります。給水タンクの水は必ず捨ててから保管しましょう。コードは本体に巻きつけず、ゆるく束ねて収納します。コードを本体に強く巻きつけると、断線の原因になります。アイロンは立てて保管するか、専用の収納ケースに入れて保管することをおすすめします。湿気の少ない、風通しの良い場所に保管することも大切です。長期間使用しない場合でも、月に一度程度は電源を入れて動作確認をすることで、故障を防ぐことができます。適切な保管方法を守ることで、アイロンを長く安全に使用することができます。


まとめ

アイロンがけは基本的なポイントを押さえることで、初心者でも綺麗に仕上げることができる家事です。素材に合わせた温度設定、適切なアイロンの動かし方、当て布の使用など、基本を守ることが大切です。しかし、日々の生活の中で、アイロンがけに十分な時間を割くことが難しいこともあるでしょう。

そのような時には、家政婦サービスの利用を検討してみてはいかがでしょうか。家政婦は利用者のご自宅にある道具を使用して、日常的な家事を代行します。アイロンがけはもちろん、洗濯物の整理や衣類の管理なども含めて、家事全般をサポートすることができます。

家政婦サービスを利用することで、アイロンがけに費やしていた時間を、家族との時間や自分の趣味の時間に充てることができます。また、定期的に家政婦に来てもらうことで、常に整った状態の衣類を保つことができ、朝の身支度もスムーズになります。忙しい日々の中で、家事の負担を軽減し、生活の質を向上させることができるのです。

家政婦は特別な技能を有しているわけではありませんが、日常的な家事を丁寧に行うことで、利用者の生活をサポートします。アイロンがけのような時間のかかる家事を任せることで、心にも時間にも余裕が生まれます。家政婦紹介サービスを上手に活用することで、より豊かで快適な生活を実現することができるでしょう。

執筆者情報: 株式会社やさしい手大橋サービス
株式会社やさしい手大橋サービスは家政婦、家事代行ハウスキーパーやケアワーカー(在宅介護ヘルパー)をご紹介させていただく人材紹介サービスを行っております。
約60年に渡り、お客様にご愛顧いただいております。家事代行・在宅介護・ベビーシッターと幅広く対応しており、東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪で1,000名を超える家政婦がお客様のご家庭で活躍しております。
お客様の様々なニーズにお答えできるよう職業紹介責任者(コーディネーター)が迅速な対応のもと家政婦(家事代行・在宅介護・ベビーシッター)をご紹介させていいただいております。

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