安心のたまてばこ

近藤先生の医学研修「冬に多い子供の病気」研修レポート

いつもわかりやすさには定評のある近藤先生の医学研修。
今回のテーマは『冬に気を付けたい子供の病気』です。

まずは基本の病気の知識からということで、なぜ秋冬に感染症が流行するのか?について、
インフルエンザ、ノロ・ロタなどよく耳にする病気の症状とともに説明いただきました。
病気を防ぐためには感染経路を知り、正しい予防方法を理解することが必要ですね。

接触により感染する病気(インフル、ノロ、ロタ、RSウイルスなど)ではおもちゃを消毒するなど、
感染を拡大させないための注意点も教えていただきました。
その他にも予防法の一つとして重要なのが正しいうがいの仕方。
水 60mlを20mlずつ3回に分けて使います。1回目はブクブク、2回目と3回目でゴロゴロ。
予防のためにはイソジンのようなうがい薬ではなく、普通の水だけで効果は十分とのこと。
むしろ、うがい薬を使いすぎると常用菌を殺してしまうことになるそうです。
水だけのうがいならば、どこでも、いつでも出来るので安心ですね。



子供の病気の種類とその対応について学んだ後は病気の子供の食事について。
熱が高く、あまり元気がない場合は水分摂取中心で固形物は控えるようにします。
常温のポカリスエットを2倍に薄めたものか、
甘いものが苦手な子供の場合はミネラル麦茶がよいそうです。
さらに熱が下がり、元気がでてきたら、ビタミンやミネラルを摂れるものとして、イチゴがおススメなのだそう。
病気で少し元気がなくてもイチゴなら、喜んで食べてくれそうですね。

子供の急な病気には慌ててしまいますが、正しい知識を持っていれば落ち着いて対応できそうです。
これからの季節、マスクやうがい手洗いでしっかり予防して、元気に年末年始を過ごしたいですね。

来年も近藤先生の医学研修は開催予定です。
身近なテーマから最近気になる医療の話まで、ぜひぜひ興味のある内容がありましたらリクエストして、研修に参加していただければと思います。