介護・看護アドバイザー、近藤真名美先生による第24回介護実技研修が、
やさしい手本社ビルにて2月16日(月)に開催されました。
今回のテーマは「着脱介助の基本」です。
現場でも行う事の多い着脱介助。こちらを実際に利用者役も体験しながら、
どんな介護が安心で着心地のいい介護なのかを体感していただきました。
まずは机上にて衣類着脱介護の基本を簡単におさらいした後、早速実技研修に入りました。
座位での寝巻きの着脱介助実技、その後ベッド上の寝巻き(パジャマ、浴衣)着脱介助を皆さんで行います。
・周りをくるくる動き回らず、麻痺側で支えながら手早く着替える
・ズボンの裾はドーナツ型にする
・自己決定と自立支援の大切さ
・上掛け(毛布)のスマートな外し方掛け方
・手早く、利用者に負担の少ない介助のコツ
・ベッドを汚さない
・褥創を発生させない→衣類にしわを作らない
・着脱時の皮膚観察の重要性
等々、様々な介助のポイントを教わりました。
どのような介助でも、事前の準備が非常に大切であり、それにより手際の良い介助が出来ます。
今回の研修で「脱健着患等の基本をおさらい出来た」「細かい配慮についても学ぶことができて有意義だった」等の感想をいただきました。