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研修情報

大橋サービスでは毎月、介護家事など現場に即した実務研修を開催しています。
調理実習や医学知識のほか、認知症サポーター養成講座のような公的機関と共同で行う講習もあります。
その中でも一番人気と言えるのが「介護実習」講座。
毎回、キャンセル待ちが多数出るほどですが、
さて、人気の秘密はどこに?

いつも元気いっぱい、きびきびとエネルギーにあふれている小野寺先生。
今日は気分まで明るくなるイエローのシャツ姿!
「笑顔で介護!」をテーマにされている先生にぴったりですね。

今回はオムツの基本から説明いただきました。
寝たきりの方のオムツ交換の手順、身体のどの部分にオムツを合わせたらよいのか、サイズが合っているかの判断などに続いて、実際にオムツを当てながら漏れない、ズレない当て方をモデルで実践。
今回は私がモデルを務めさせていただきましたが、先生の説明の通り、テープの留め方の一工夫で、締め付け感や身体に感じる圧迫感が違うのがよくわかりました。
具体的には直線的にテープを留めると、しっかり留まってはいるのですが、足の付け根の動きが制限されてしまうので、窮屈なのです。
一方、円を描くように留めるという小野寺先生おすすめのやり方で留めた場合は、しっかり留まっているけれど可動域が圧迫されず、自力で動かせるのでストレスが少ない。
テープの留め方一つでもこんなに差があるなんて驚きです。
また、利用者様の立場を経験して、その感じ方を知ることは介護者にとってもよい経験になるのではと思いました。
次回はぜひペアでオムツ訓練を実施したいと思います。

続いてボディメカニクスの復習と応用編。
2人1組になってボディメカニクスを実体験していきます。
例えば、椅子から椅子へ移乗する際には、動かす相手に出来る限り近づいて、膝を床に付け体制から行うのですが、相手を抱え上げたり、引っ張るというよりは身体を密着させたら、腰を落とす感じで相手のお尻を浮かせ、一気に横移動させる。
大事なのは重心を移動させるということなのですね!
相手ではなく自分が動くことで一緒に相手も動かすことができることを知って、しかも自分の力はあまり使わなくても移乗ができることがわかって、皆さんの間に笑顔がひろがっていきました。
苦手意識が少しでも解消されたのなら、本当によかったと思います。

質疑応答では実際に困っていることの事例がいくつも挙がり、小野寺先生が鮮やかに解決案を提示、質問者を中心に実際にやってみるという流れを真剣に繰り返しました。
終了後、皆さんからは「新しいやり方を学ぶことができてよかった」「実際に寝ている人をおこす訓練ができたので次はご利用者様のところでやってみたい」などの声が挙がりました。
先生の指示通りに身体を使えば、簡単に身体介護ができる。
この、できるという実感を持って帰ることができることが小野寺先生の講習の人気の所以なのでしょう。
先生もまた、参加者からの多くの質問にさらに熱くエネルギッシュになっていらっしゃいました。
次回もきっと、新たな技を考えてきてくださるはず?!
皆さんと先生のやる気の相乗効果を目の当たりにして、私も前向きな気持ちになりました。
次回の講習がいまから楽しみですね。

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