19.03.25
山﨑久美先生のKumi’s クッキング「春の常備菜メニュー」研修レポート
大橋サービスでは毎月1回、プロの料理研究家を講師にお呼びして
調理研修を開催しています。
テーマは和風、洋風、エスニックなどさまざまですが、美味しく、バランスの良い料理を仕事の場でも提供できるよう、登録の家政婦の皆さんは腕を磨いています。
新しく覚えたメニューを早速、ご利用者様のお宅でお出ししたところ、とても好評だったとの報告も多数いただく、実践に活かせる研修です。
今回は春らしい食材を使った6品
鰆の利休焼き、春野菜のいそべ和え、鶏手羽先のオイスターソース煮込み、鶏出汁のスープ、麻婆筍、叩き新牛蒡
まさしく春の魚「鰆」は塩焼きでも美味しいのですが、今回はひと手間加えて胡麻をまぶして焼きました。お茶の千利休が胡麻を好み、料理によく使用したことがこの料理名の由来。
焼いている時の胡麻の香ばしい香りに食欲をそそられます。
春野菜のいそべ和えにはスナップえんどうと菜の花を使います。醤油と砂糖で甘辛く味付けてからちぎった焼きのりをまぶして和えるシンプルな和え物です。
オイスターソース煮込みは鶏肉だけでなくほかの肉や魚に変えても美味しくできるメニュー。今回は八角を加えたのでより中華らしい風味に仕上がりました。
麻婆筍には出始めたばかりの筍を使ったので、旬のフレッシュな筍そのものの味わいを楽しむことができました。
おせち料理にも登場する叩きごぼうですが、柔らかい新牛蒡を使い、最後に青のりを振りかけると春らしい箸休めのメニューに。
今回は常備菜ということで、日ごろのおかずだけでなく、お弁当にも活躍するメニューでしたが、クリスマスやお正月のおもてなし料理や魚づくしメニューなど、季節感のある内容で今後も開催していく予定ですので、ご期待ください!